【紅葉の奈良、昼はぽかぽか、夜は放射冷却。ゆっくり流れる秋の時間。】
- Ritz PUB
- 11月12日
- 読了時間: 3分

今日は朝から気持ちのいい天気。
青空が広がって、日差しが差すとほんのりあたたかい。
でも、夜になるとぐっと冷えてくる。
ここ数日はまさに“放射冷却”というやつで、昼と夜の気温差がかなりありますね。
外を歩いていると「昼間との温度差で風邪ひきそう」なんて声もちらほら聞こえます。
この季節の奈良は、空気が澄んでいて本当にきれい。
猿沢池のあたりを歩くと、水面に映る空と紅葉の色が混ざり合って、
まるで絵みたいな風景が広がっています。
東大寺の方へ行けば、広い参道を吹き抜ける風が気持ちよく、
興福寺や春日大社のあたりでは、木々が日に日に赤や黄色に変わっていく様子が見られます。
この“少しずつ変化していく時間”を感じられるのが、奈良の秋の魅力やと思います。
正倉院展が終わって、街も少し落ち着いた雰囲気。
観光のピークが一段落して、地元の人たちもようやく深呼吸できる時期かもしれません。
紅葉はこれからが本格的。
東大寺や春日大社の境内の木々も色づき始め、
猿沢池の周りは特に写真を撮る人が増えてきました。
空気が乾いて澄んでいる分、景色の輪郭もくっきりしていて、
ただ歩いているだけでも気持ちがいい季節です。
さて、PUBLIC HOUSE Ritzも、いつもどおり営業しています。
ただ、寒くなってくると、街の賑わいも少し落ち着いてきます。
夏のように観光客が行き交う感じではなく、
ゆっくりと時間が流れていくような季節です。
店の中も、どこか静かであたたかい空気に包まれていて、
BGMとスパイスの香りが混ざるこの感じが、個人的にはけっこう好きです。
窓の外を眺めながら、ゆっくり食事をしたり、
少し温かいドリンクを飲みながらぼーっと過ごしたり。
そんな時間が似合う季節になってきました。
タコスやハニーマスタードチキンのような定番メニューも、
夏場の元気なイメージとは違って、
今の季節は“静かにほっとする味”に感じるかもしれません。
チリコンカンのような温かい料理も人気ですし、
自家製のジンジャーエールは寒い日にもじんわり体が温まります。
観光帰りの方も、地元の方も、
「ちょっとゆっくりしたいな」という気分の日にふらっと寄っていただけると嬉しいです。
にぎやかな季節を少し離れて、
スパイスの香りと静かな時間を楽しめる秋冬のRitz。
そんな雰囲気で、今日もゆっくり営業しています
お昼は観光やお散歩の途中で立ち寄っていただく方が多く、
夜は少し静かにゆっくり営業しています。
昼間の賑やかさが落ち着いたあと、
夜の奈良は少ししんとした空気に包まれていて、
窓越しに見る猿沢池のあたりの灯りも、どこかやわらかい。
秋の奈良は、派手さよりも“静けさの中の美しさ”。
そんな時間に合わせて、PUBLIC HOUSE Ritzも
ゆっくりと、落ち着いたリズムで営業しています。
紅葉が見頃を迎えるこれからの時期、
奈良を歩く人が、ふと立ち寄ってあたたかい時間を過ごせるように。
今日もスパイスの香りを仕込みながら、
ゆるやかに1日をスタートしています。

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